東海電子印刷株式会社は、地球環境に関する諸問題を憂慮し、印刷物を通じて 自社の企業活動のおよぶ全ての顧客、仕入れ先、更には社会一般に対して 環境に対する配慮をアピールし、以下の環境方針を定め 環境保全に対する自主的な活動を展開する。
制定日 平成21年6月1日
更新日 令和2年2月21日
静岡県浜松市中央区若林町888-122
東海電子印刷株式会社
代表取締役社長 伊藤 均
FSC®とは
FSC®(Forest Stewardship Council®、森林管理協議会)。
1994年に設立された「責任ある森林管理の世界的普及」を目指す独立した非営利団体です。
責任ある森林管理とは環境保全の点から見ても適切で、社会的な利益にかない、
経済的にも継続可能な森林管理を意味しています。
責任ある森林管理から生産される木材とその製品を識別し、それを消費者に届けることで、
責任ある森林管理を消費者が支える仕組みを構築しようとしています。
このFSC®で運営している認証をFSC®認証といいます。
●FSC®取得による森林の持続可能な経営の実施の促進と森林減少の阻止 ゴール15他
●リサイクル適正が高く長持ちするPUR ゴール12・15
●コンプライアンスに基づく環境保全 ゴール12・15
●省資源活動の一つとして、廃棄物・廃液の処理とリサイクル ゴール11・12・14・15
●ベジタブルインキの使用による揮発性有機化合物の削減 ゴール11・12
植物油インキ(Vegetable Oil Ink)とは、大豆油やなたね油などの食用油のほか、亜麻仁油や桐油などの非食用油を含めた植物油全般を原料とするインキです。
植物油インキは石油系のインキと異なり、VOC(揮発性有機化合物)を削減し大気汚染を抑制するだけでなく、ゴミとして埋め立てられた際にも地中でそのほとんどが分解されるため、環境に優しいインキです。
印刷インキ工業連合会
植物油インキマーク当社登録番号「0527」
廃フィルムは熱処理(精錬)し、塗布されている銀等の金属部分を回収します。回収された金属は各加工メーカーで再製品化します。
印刷物製造工程では定着液・安定液・現像液の3種の溶液を頻繁に使用しています。そのうち、定着廃液は溶けている銀を電解機で回収し、精錬後加工メーカーにて再製品化します。
他の廃液は工業薬品による中和・分離の後、セメント製造工程で再生利用します。上層の中和液には酸素を送り込んで清浄し、きれいになった後、放流します。
刷版板には純度の高いアルミ板が使われています。使用済み刷版は熱処理され、液状になったところで不純物を取り除きます。冷却して固形となったものは自動車部品などにリサイクルします。